台北の松山空港に到着したら最初に台湾ドル(元)の両替をしますよね。
でも、普通に空港内銀行で両替すると1回あたり100円くらいの手数料が取られます。
ということで、より安い手数料で現地通貨の台湾ドルを用意するため、海外キャッシングの手数料が安いということで人気のセディナカードを使って、台北で実際に海外キャッシングをしてみました。
これから台北(台湾)に旅行を予定している方で、現地で台湾元(台湾ドル)を割安な手数料で調達したいと思っている方の参考になれば幸いです!
台北松山空港でのセディナカード海外キャッシングの手順・流れ
台北の松山空港に到着し、国際線到着ロビーへ出て左側へまわると、すぐにATMコーナーがあります。
ATMコーナーには合計4台のATMがあります。
そのうち、私が持っている、国際ブランドがマスターカードのセディナカードに対応しているのは兆豊国際商業銀行のATMのみでした。
兆豊国際商業銀行のATMは2台あります。
左奥の台湾銀行のATMはマスターカードのシールが貼られていなかったので、おそらく対応していないのでしょう。
私がセディナカードでキャッシングしたのは、右側の一角に1台置いてある兆豊国際商業銀行のATMです。
ここから、セディナカード海外キャッシングの実際の流れをご紹介します。
セディナカードをATMに挿入する
クレジットカードを挿入した後は、タッチパネル画面で項目を選び指でタッチします。
英語を選択する(English Voice)
パスワードを入れる(通常4けた)
パスワードを忘れるとキャッシングができません。台湾旅行に出発する前に忘れずにメモしておきましょう。
マスターカードを選択する
画像を撮り忘れてしまいましたが、国際ブランドを選択する画面が出るので、MasterCard(マスターカード)を選択します。
クレジットアカウント(Credit Account)を選択する
キャッシング金額を入れる
キャッシングした金額は、日本円で約1万円の2,600台湾元です。
キャッシングは100元単位で、上限は20,000台湾元となっていました。
クレジットカードを取り出す
台湾元の現金を取り出す
明細表を取り出す
台北で海外キャッシングをした2,600元
セディナカードの台湾での海外キャッシング手数料はいくら?
台北の松山空港で、セディナカードでの海外キャッシングをしましたが、気になるのは海外キャッシング手数料ですよね。
手数料は、なんと、
たった18円でした。
なんで、こんな激安の手数料ですんだのかというと、セディナカードはネットで繰り上げ返済ができるからです。
7月1日にセディナカードで海外キャッシングをし、ネットのセディナカードの利用明細ページに金額が反映されたのは7月5日。
金利はキャッシング日の翌日から返済日までの日数で計算するので、今回は7月2日~5日なので4日間です。
ペイジーで7月5日に支払いましたが、同じ日に三菱東京UFJ銀行からすぐ引落されました。
計算式は下記の通りです。
9,607×18%÷365×4=18円
キャッシング額 | 年率 | 年間日数 | 利息日数 |
9,607円 | 18% | 365日 | 4日(7/2~5) |
台湾に来る多くの旅行客が、松山空港や桃園空港内の銀行で両替をしますが、両替手数料が1回30元(約110円)なのを考えると、セディナカードで海外キャッシングをした方が安く台湾元(台湾ドル)を調達できますね。
キャッシング金額が仮に3万円分だとしても、利息手数料は約60円くらいので収まるので、やはり台湾銀行や兆豊国際商業銀行で両替するよりも、現地通貨調達費用は安くすませられますね。
セディナカード海外キャッシングが格安な2つの理由
2,600台湾元の海外キャッシングがたった18円の費用だけでOKだったセディナカード。
格安の大きな理由の1つが、ペイジーでのネット繰り上げ返済ができること。
これにより、日割りでの利息手数料の負担だけで済むので、18円が実現しました。
でも、「あれ?!ATM手数料は取られないの?!」と思いましたよね。
そうです、セディナカードが銀行両替よりも格安で台湾元を調達できたのは、このATM手数料がかからないという理由からなのです。
これが2つ目の格安な理由です。
- ペイジーネット繰り上げ返済
- ATM利用料が無料
もし、キャッシング時にATM手数料が発生していたら、どれくらいになるでしょう。
参考として、ATM手数料が発生する年会費無料のクレジットカードのなかで、海外旅行保険が一番充実していることで人気のエポスカードを例にご紹介します。
エポスカード海外キャッシングATM手数料
- 1万円以下:100円(税別)
- 1万円以上:200円(税別)
今回私が海外キャッシングしたのは2,600台湾元です。
仮にキャッシング手数料は同じ18円だったという設定で、もしエポスカードでキャッシングしていた場合、100円(税別)のATM手数料が発生していたことになるので、合計約118円(税別)ということになり、銀行両替よりちょっと手数料が高くなってしまう計算です。
※エポスカードの場合、実際はキャッシング手数料は月締めで支払うので18円ではなく、もっと高額になります。
ということで、この海外でのATM利用について、手数料が取られないからこそ、セディナカードは海外キャッシング費用が格安で済ませられるのです。
セディナカードで繰り上げ返済が可能なペイジー対応銀行一覧
セディナカードの海外キャッシングで、ネットから繰り上げ返済をする際に、ペイジーというサービスを利用します。
iPhone・アンドロイドなどのスマホも、PCからもペイジー繰り上げ返済は可能です。
そのペイジーに対応している銀行は、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行など主要都市銀行をはじめ、全国の多数の銀行・金融機関に対応しています。
ペイジーとは
ペイジーは、クレジットカードキャッシングの支払いや税金・公共料金などの支払いを、金融機関の窓口やコンビニにわざわざ出向くことなく、パソコンやスマホからネット経由で支払えることができるサービスです。
iPhone・アンドロイドなどのスマホも、PCからもペイジー繰り上げ返済は可能です。
ペイジーに対応している銀行は、三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行など主要都市銀行をはじめ、全国の多数の銀行・金融機関に対応しています。
※一部スマホ・PCのどちらかにしか、対応していない銀行もあります。
申し込みから受取りまでの発行期間は何日かかる?
海外旅行の準備としてセディナカードを作ろうと思っても、あまりに出国日までの日数が近いと受取りが間に合わない恐れがあります。
私がセディナカードを申し込んで、受け取るまでの日数は8日間でした。
審査申し込み | 結果確認 | カード受取り | 到着までの日数 |
6月1日(木) | 6月4日(日) | 6月8日(木)郵便局から到着通知書が届く。9日(金)郵便局へ取りに行った。 | 8日間 |
6月1日(木)にネット申し込みをして、6月4日(日)に審査OKになりました。
そして、クレジットカードを郵便局で受け取るようにとの連絡が郵送で届いたのが6月8日(木)。
9日(金)に最寄り郵便局へセディナカードを受取りに行きました。
ということで、海外旅行のキャッシングカードとしてセディナカードを作るなら、遅くとも2週間前には申し込みをしておきたいですね。
セディナカード側の事情により、想定以上に審査などの日数が増える可能性もありますので、できれば、余裕を見て3週間くらい前には申し込むことをおすすめします。
【まとめ】セディナカードは作っておいて損はなし!
海外現地通貨を格安手数料で調達できる便利なセディナカードは、完全無料で作れるクレジットカードです。
台湾はもちろん、韓国のソウルやハワイのホノルルなどでも、現地通貨を格安にキャッシングで調達できます。
少しでも、現地通貨調達費用を安くしたいなら、セディナカードは持っておいて損はないクレジットカードです。
通常は空港で両替をして、滞在中に現金が不足したときに、最寄りのATMでセディナカードでキャッシングをするといった、急場をしのぐためのサブの現地通貨調達手段として持っておくというのもおすすめです。